【ママライターレポート特別編】女性設計士・千賀菜央さんにインタビュー!
前編
みなさんは《分譲住宅》と聞くと、どんな家をイメージしますか?

「コスパ重視で、シンプルなつくり?」 「どの家もだいたい同じような間取りじゃない?」

私はそんなふうに思っていました。

ところがところが!
ベイリーフ新居に先日完成した新築分譲住宅3邸を見学させてもらってビックリ!

「一つ一つが、こんなに個性的なんですか!?」

今回は【ママライターレポート特別編】。
ベイリーフ新居の分譲住宅を設計した女性設計士・千賀菜央さんに、それぞれのおうちに込めた想いのあれこれを聞いてきました!
分譲住宅のイメージが、すっかり変わっちゃいました。
今回、お話を伺った設計士・千賀さん。
女性ならではの細やかな家事動線づくりや、アクセントクロスなどのセンスの光る色づかいが得意。
笑顔がステキ!

一邸一邸に個性を!この中で気に入ってもらえるものがあればうれしい

——千賀さんが設計された3つのおうちを見学させてもらいました。
外観が似ているので、間取りも同じような感じかなぁ…と思いきや、中に入ってみると、3つそれぞれがまったく違う雰囲気でビックリでした!!

「分譲住宅の設計をするときには、まずはその家の〈テーマ〉を決めて、それに沿って設計をしていきます。今回の3邸は、
今流行りのアメリカンな外観》《ベビーカーやお子さんのスポーツ用品、趣味のものなどが収納できる広めのシューズクローク》《玄関を上がってまずは洗面所で手洗い。それからリビングに入る動線づくり》などを共通のテーマにしました」
「でも、外観が似ていて、中もまったく同じではつまらないので、一邸一邸に個性をもたせるようにしています。
お客様の生活スタイルも好みもそれぞれなので、この中で気に入ってもらえるものがあればうれしいな!そう思いながら設計しました」

——自分の家族の暮らしを想像しながら「どのおうちが合っているかな~」と考えるのは、本当にわくわくでした!

見どころ①ママが気になるキッチン。じつは使い勝手抜群なあのタイプ?

——主婦としてはやはり、キッチンのつくりは気になるところです

「それぞれLDKの形が違うので、それを活かした空間づくりをしています。
[16-8]と[16-6]は、ママがキッチンからご家族を見渡せるつくりに。
[16-7]と[16-6]は、キッチンから洗面所に直接行ける家事動線づくりも意識しました」
——気になったのが[16-7]のキッチン。最近ではめずらしいタイプのような気がします

「そうですね。L字型のキッチンは最近少ないのですが、じつは空間を広く使うことができるので、作業スペースが大きくとれるんです。
でも、デメリットはキッチンが見えすぎてしまうことですよね。
そこで、カウンタータイプの壁を立てることによって、目隠しもできて、使い勝手もよくしています」

——確かに広い!食事の支度がはかどりそうですね