決め手は、注文住宅同等の「個性と品質」

湖西市 H様邸

分譲住宅

ご家族のご紹介

岩手県出身のご主人と浜松育ちの奥様の、H様ご夫婦。大学進学を機に浜松に移ったご主人は、そのまま県西部の企業に就職。奥様との出会いもあり、永住を決意されたそう。残念ながら写真には写っていませんが、キャバリア・キンズ・チャールズ・スパニエル犬の「だいず」ちゃんを迎え、3人(?)の賑やかな新生活を満喫していらっしゃいます。
 
  • 家族構成(取材当時)…ご夫婦&「だいず」ちゃん
  • 取材日…2019年4月

実際の建物を見て、「理想の住まい」のイメージづくり

住まいを購入しようと思ったきっかけ

以前は2LDKのアバートを借りていて、結婚後もそのまま住んでいました。もともと2人暮らしを想定して選んだ2LDKだったので大きな不満はなかったのですが、1年ほどたつと、趣味の自転車を妻と一緒に楽しむようになったり、生活に必要なモノが増えていったりと、手狭に感じることが増えてきたんです。それに、いずれは家族が増えていくということも考えると、遅かれ早かれアパート住まいの限界が訪れることは見えていました。そこで昨年の年末、住まいの購入を前提として、ポストに入っていた住宅メーカーの相談会に参加することに決めたんです。

どのように住まい選びをしましたか

とはいえ、「今すぐ家が欲しい!」というほど切迫していたわけでもないので、当初は様子見くらいの軽い気持ちでした。住宅について素人同然だということもありますし、最初にイメージを膨らまし過ぎると理想を追求し続けることになってしまいそうな気がしたので、実際に販売されている分譲住宅やモデルハウスを見て、その中で自分たちの理想を見つけるほうがいいと思ったんです。
そして年が明けてから、近隣の分譲住宅の見学を始めました。先程述べたように住まい選びは素人同然でしたので、最初のころは建物の性能よりは、外観やロケーションに注目していました。ちゃんとした住宅メーカーなら、建物性能にはそれほど大きな差はないだろうという先入観もあったように思います。でも何件か見ていくうちに、同じ分譲住宅でもメーカーによって大きな違いがあることがわかってきました。デザインはもちろん、壁の厚さや床のしっかり感も違うし、間取りの考え方も違う。そこで、それぞれの物件のポイントを客観的に評価できるように、評価表を作ってみたんです。
評価の軸は、主に建物の質に関するものと、駅へのアクセスや学校などの周辺環境、そしてコストパフォーマンスです。建物は見ている最中はテンションが上がってしまうものなので、その場での判断はアテになりません。でも、こうして評価表を作っておけば総合的な視点で住まい選びができますし、夫婦で話し合うときもそれぞれが大切にしているポイントが何なのか明確になります。そんな家選びを続ける中で最後に出会ったのが、この家でした。

この家を選んだ決め手は何ですか?

初めてこの家を見た時の第一印象は、「スタイリッシュな家だな」というものでした。家具付で販売されていた建物だったことも手伝って、特徴的なシューズクロークやリビングの佇まいに強く引かれたのを覚えています。それまで分譲住宅は画一的で、どちらかといえば価格重視の住まいだと思っていました。実際に、それまでに見た他社物件の中には、「安かろう悪かろう」を地で行くようなものもありましたから。それはそれで「価格は」魅力的だったのですが、私たちの求めるのはこれではないなという思いもありました。
その点、遠鉄ホームの分譲住宅は注文住宅かと思うような個性があって、建物の品質も一般的な分譲住宅よりワンランク上質に思えました。実際に長期優良住宅の認定を受けていて耐震等級も最高ランクとのことで、ちゃんとコストのかかった住まいだということがわかりました。例の評価表づくりでいろんな家を見た経験が、住まいの良しあしを見極めるのに大いに役立ったわけです。私も妻も、分譲住宅でピンと来る住まいが見つからなければ注文住宅にするつもりでいましたが、この家に出会ったことで「自分たちの欲しい住まい」の形がようやく固まった感がありました。そこでもう新しい物件を見るのはやめ、念のためにもう一度評価表を吟味した上で、この家の購入を決意しました。遠鉄グループなら保険やリフォームも取り扱っているので、住まいに関するさまざまな窓口が一本化できる点も安心でしたね。

オプション工事で、自分たち仕様にカスタマイズ

実際に住んでみていかがですか?

太陽光発電システムをフル搭載したり、玄関とシューズクロークに自転車をかけるためのボードを付けてもらったりと、入居までの間にいくつかオプション工事をお願いしました。またリビングと階段がつながっているため、空気の循環を考えてシーリングファンの取り付けもお願いしています。最初は自分で取り付けてみようとも考えましたが、ちょうど勾配天井の部分なのと補強が必要だということで。DIYでできない部分を、あらかじめお願いしたという感じです。
まだ引っ越してひと月ほどで、解いていない荷物も散在している状況ですが、もうすっかり自分たちの家という感覚で落ち着いています。特に気に入っているのは、空間の広さが感じられるLDKの眺めです。今はまだ夫婦2人と飼い犬だけの生活ですので食事ももっぱらカウンターで済ませていますが、いずれ子どもができてもこのリビングを中心に家族で過ごせたらと夢が膨らみます。妻のお気に入りは、広々としたキッチン。人工大理石のトップとIHクッキングヒーターのお陰で、お手入れが格段に楽になったと、毎日感動しています(笑)。またキッチンと洗面室、浴室までが一直線に並んでいるので、水まわりの家事動線が最短になっているのも助かっているようです。実は、家選びの段階では動線や収納はそれほど重要視していなかったのですが、日々の暮らしに関わることなので、住んでみてその大切さに気付かされましたね。

これまでの暮らしから変化したことは?

アパート時代はホットプレートの使用ですらニオイや煙で気を遣いましたが、この家の庭ではゆったりBBQが楽しめます。もちろん近所の方の同意を得ておくのは当然ですが、ベイリーフ新居の方々は皆さん余暇の過ごし方が充実している方が多い印象で、同じようにBBQを楽しんだり、家族で公園に出掛けたりといった姿をよく見るように思います。私たちも念願の愛犬を迎えたことで、さっそく近所に“犬友達”ができました。こうした程よい人間関係を築きやすいのは、大型分譲地のいいところかもしれません。計算された街並み、自然に恵まれたロケーションということもあり、家の周りを散歩するだけでもさわやかな気持ちになれるのも、これまでとは大きく変わったことですね。
次の計画としては、夏に向けてウッドデッキを設置したいと思っています。当初はいらないと思っていたのですが、住んでみると庭から駐車スペースまで余裕があるので、アウトドアリビングとして使えたら素敵かなと。子どもができたらまた変わるとは思いますが、まだまだやりたいことはたくさんあるので、ひとつひとつトライしていきたいですね。

これから家づくりをする人へ

分譲住宅を選ぶ場合は、とかく価格に目が行きがちです。私たちも当初はそうでした。しかし、分譲住宅は本当に“ピンキリ”です。結果的に私たちは価格よりも品質やロケーションを重視しましたが、どのような選び方をするにしても、さまざまな家を見て平均的な品質や相場を知った上で決断することが大切だと思います。またロケーションを評価する上では、朝昼晩の周辺の雰囲気も大切な要素になります。先に売れてしまったらと焦る気持ちもあるとは思いますが、そこをグッと抑えて迷いがなくなるまで見極めることが、結果的に後悔のない家選びにつながると思います。